大間鉄道(大間線)…大間要塞・その1

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***大間鉄道の目指したものは?***
勿論、終点の奥戸おこっぺ駅というのは間違いありませんが、冒頭に述べたように軍用の意図が有りました。
ワシントン海軍軍縮条約により廃艦となった巡洋戦艦「伊吹」主砲(30cm加農砲…キャノン砲…2門1基)を大間に設置、これを守るトーチカを幾つか設け、地下通路を張り巡らせた要塞を築きました。

巡洋戦艦「伊吹」(排水トン数15595トン)

1948年(昭和23年)5月15日米軍機撮影の写真です
緑色丸印の森に囲まれた辺りに設置されたようですが、流石に目立たないようにしていたのでしょう、さっぱり見当がつきません

印部分の拡大

事前の情報では大間幼稚園が兵舎を利用しているとのことで現地に行きましたが、建て直されていました
以前は 要塞探訪 というサイトに写真が掲載されていましたが、現在は公開されていません
(2009年/平成21年8月14日撮影)

隣にこんな建物がありました
(2009年/平成21年8月14日撮影)

年季の入り方から陸軍関係と想像されます
(2009年/平成21年8月14日撮影)

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