エルトゥールル号事件…慰霊碑建立・その2へ戻る

明治24年2月と書かれています

びっしりと書かれている文字、全部漢字です

新旧の慰霊碑が並んでいます

文字ははっきりとは見えません



昭和4年の弔魂碑も同じ敷地内にあります

弔魂碑　光瑞書
明治二十三年九月十六日土耳古帝国軍艦エルトグロール號は特派使節エミン・オスマンパシャ以下六百五十人の士卒を載せて横濱より神戸に向ふ途中熊野沖に於て暴風に遭ひ不幸樫野崎の岩礁に觸れて難破し使節始め五百八十一名の乗員は海中に溺歿して英魂を怒涛に委し了おわんぬ洵まことに千載の恨事と謂うべきなり日土貿易協會は日土兩國の友好日に敦厚とんこうを加ふるに際し當時を追懐することに轉うたた切なるものあり昭和三年八月五日大島及樫野に於て弔魂祭を執行し土耳古國代理大使フウルツシ・フアツドベー亦また之に参列せり 乃すなわち此處に碑を建てゝ殉難諸将士の英霊を弔ひ且かつ本會擧行の弔魂祭を永久に記念すと云爾しかいう
昭和四年四月五日
篆額てんがく　大谷光瑞書　正六位勲三等　稻畑勝太郎撰
大阪南區太田傳(?)