日本からの救援機が無かった件について、トルコ航空機で脱出した方が国会答弁に呆れ果てています。
先に紹介したNPO法人「エルトゥールルが世界を救う」に掲載されている沼田凖一氏の手記に答弁が如何に事実と乖離しているか書かれています。
第9話『なぜ、日本は救援機を出さなかったか？その真実を知る』
国会の議事録全文はこちらのリンク先にあります。 第102回国会 参議院外務委員会 第4号 昭和60年4月3日
ところで、ここまでの内容が映画化されています。
実はトルコ記念館の方に教えていただくまで知らなかったのですが、事件から125年記念で製作されたトルコ・日本合作『海難1890』(Ertuğrul 1890)という作品です。
トルコは通常撮影や立ち入りが認められていない施設まで解放して撮影に協力したそうです。
またトルコ記念館館内では独自版の撮影光景紹介映画を見ることができます。
海難1890 予告編・Ertuğrul 1890 Trailer
また 内航船 の船員さんで、事情が許すなら樫野崎沖航行の際に船甲羅に向かって敬礼をされる方もいらっしゃいます。 陸の人達は忘れても、船乗りには忘れることのできない事件なのでしょう。