三毛別(三渓)ヒグマ事件…羆風・その2
本当は中央気象台の資料が欲しかったのですが、年報は国会図書館サイトで閲覧できるのですけど月報を見つけることができませんでした。
探し方が悪いのかな？
気象台サイトでは羽幌測候所の記録を閲覧できるようにはなっているのですが、開くと数値が全て未記入の表がでるだけでした。
そんな訳で 「デジタル台風：100年天気図データベース-過去の天気図アーカイブと日本の気象観測の歴史」 を利用しました。
前日、1915年(大正4年)12月13日6時
日本海に低気圧がありますが気圧の傾きは非常に緩やかです。
等圧線に"756"とありますが、この当時は気圧をmmHg(ミリメートル水銀柱)で表記しましたので、換算すると1007hPa(ヘクトパスカル)です。
北海道西岸は西の風ですから、これは樺太の低気圧によるものと考えられます。
また風力3～4(風速4～8m/秒)とやや強めです。
天候は2か所の観測点共に快晴です。
1915年(大正4年)12月13日6時天気図