1945年(昭和20年)8月20日、樺太庁真岡郡真岡町にソ連軍が侵攻し艦砲射撃・銃砲撃を開始しました。
民間から軍まで全ての電話電信を扱っていた真岡郵便電信局では局舎や電話交換機まで被弾する状況となり、20歳前後の女性交換手達が訣別の通話を送り自決する悲劇となりました。
事件の名称について公式名称が有るかと調べましたが、内閣府・総務省・外務省・NTTサイトでは該当する案件が見つかりませんでした。 もう日本国としては忘れ去られた話なのでしょうか？
ここではWikipedia他個人のサイト・ブログ等で用いられている名称を使用します。

後年映画化・TVドラマ化されたそうですが、いずれも見ていません。 良くある話ですが映画化の際に興行的な事情から事実関係を歪められた事例を見た(事件当事者から聞いた話と大きく乖離していた)経験もありますのでここでは参照しません。
基本的に複数の文献で共通する内容を用いていますが、それらの文献の出所が同一の資料の可能性もある事、当時の混乱の中でどれだけの記録が残されたかという問題もあります。 誤謬等ございましたら御教示頂けると幸いです。

なお、政治的・国際関係についての議論は扱いません。